今回は、Otsuksの南米買い付け旅から学んだペルーの首都リマの移動手段についての情報をお伝えします。 まずは誰もが最初に到着するホルヘ・チェベス空港からタクシーの探し方からです。
到着して大きい荷物で出口に向かえばドライバーや代理で客引きをしているタクシー会社の人がいっぱい声をかけてきます。もはや海外のお約束ですね。
今回私たちはcabifyというタクシーアプリを多用してぼったくり対策をしてました。
なぜなら着いたその日に5kmくらい先のホテルに行こうとタクシーを使ったらものの見事にぼったくられたからです。
20ソル(700円)くらいで行けるところを100ソル(3500円)だと。そして私たちはこともあろうにそれを信じてしまったのです…。
そのドライバーは見るからに真面目そうというか害のなさそうな小さなおじさんで、なによりAirport Official Taxiという身分証・価格表まで持っていたのです。ペルーのタクシーはめっちゃ高いな…と思いつつ使ってしまった自分。
今でも思い出すとグツグツと悔しさがこみ上げる一件。
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そうして着いたゲストハウスのレセプションのお兄さんが我々の支払いの一部始終を窓から見て驚愕したと。
「一体空港からここまでにいくら払った!?」と聞かれ正直に答えると、
「もう二度とそんな額を払ってはいけない」と。
そして宿のWi-Fiをすぐさま繋いでくれてcabifyをダウンロードするよう勧めてくれたのでした。
ホルヘ・チャベス空港の正面口から出ると送迎の車が3車線ある車線上にずらーっと並んでみんなが乗降しています。
自動ドアを出てすぐに次々声をかけてくるドライバーに行き先を伝えて価格交渉しましょう。この時空港内のWi-Fiで以下の準備をしておくととってもスムーズ
①滞在先の街をgoogle map上でオフラインダウンロードしておく
②滞在先のホテルの名前と住所をスクショしておく
③タクシーアプリをダウンロードして相場を把握しておく
空港側から1車線渡って2車線目がUberラインです。(南米旅行中はタクシーアプリは全部Uberと呼ばれていました。コンビニを全部セブンイレブンと呼ぶみたいな感じ?)
1車線目と3車線目は流しのお客さんを探しているタクシーらしく、そこでたたずんでいるとものすごく声掛けにあいます。
「Uberを待ってる」と伝えればじゃあこっちだと2車線目を指さしてくれるでしょう。
上記の①と②はこの場合もやっておくと安心。移動中に現在地を把握することで変なところに連れていかれて脅迫されるなどのトラブルに会うリスクも下がる、はず!
cabify使ってればドライバーの身元もはっきりしてるし、そんなことしたら仕事無くすのでドライバーもまじめに働いてくれるので心配いらないですけどね!
Cabifyはほかのタクシーアプリと同じくドライバーの顔写真と車のナンバーがアプリ上で分かるほか、今どこにいるのか地図上で車の動きも確認できるし簡単なチャットもできます。
近くまで来てるけど見つけられないでいると「I’m wating you」と表示されるので、焦らず付近を探しましょう。
スペイン語ができる方は迷わず電話すればいいのですが、スぺ語初心者の私にはまったく聞き取れなかったし空港のWi-Fiも外だと入らないのでSIMカードもない私は目を皿にして探すほかなかったのです。
でもみんな本当に近くに来てくれてるのですぐに見つかります。GPSのある時代でよかった。
ずばり 30〜40ソル です。
空港→ラ・ヴィクトリア地区 33ソル
空港→ミラフローレス地区 41ソル
が実際の価格です。アプリでカード決済なので端数が出てますが道でつかまえるタクシーだったら端数は発生しなかったです。
そう考えるとアプリだとすこーしだけ割高かも?
ではなぜ私たちが少々割高と知りつつアプリを愛用するのか。もちろん先述のようにぼったくり対策で相場で移動するためが1番ですが、タクシードライバーはじめ小さな商店や屋台などペルーの客商売人はお釣りを持っていないのです!!
いや、実際本当に持っていないのか、支払いの際に「じゃあもうお釣りはいいからとっといて」って言ってほしいからなのかは分かりませんが、
「ノーチェンジ(釣りがない)」
と何度聞いたことでしょう。
いいサービスをしてくれればチップを渡すこともやぶさかではないのですが、お釣りがないと嘘(?)を使ってまで少しとはいえ渡すことになるのはなんか悔しい…ということで私は小さなポーチを小銭専用にして、大きなスーパーやちょっといい感じのレストランでお釣りにもらった小銭を貯めて使っていました。
出国時、余った小銭はチャリティー箱に入れてきたり、感じのよかった屋台のおばさんにチップであげたりしてきました。小銭、いっぱい持っておくと重宝しますよ。
ぼったくり対策として相場を知るのにとても便利なcabifyですが、大型ショッピングモールやホテル前など常にたくさんのタクシーがいる場所での使用は正直不向きだと感じました。
空港など専用レーンがあるところや流しのタクシーが少ない街中や美術館のそばなどでは大活躍しました。
適正価格で楽しく旅を続けましょう!