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やると決めた瞬間から現在に至るまで

 

 

こんにちは。Otsuks(@otsuks1987)のさんしろうです。
今回は、少し自分のことを振り返った内容を書いてみたいと思います。
色んなことがなんとなく始めてしまったので、自分たちのことを何一つ紹介できないまま現在に至るので。笑

 

 

 

 

全ての始まりは”世界一周の旅”から


将来したいことがなく、なんとなくバカなことをし、なんとなく青春をし、なんとなく目の前のことだけを楽しんでいたら、あっという間に時は経ち大学生になっていました。
私は地元が大好きで、仲の良い親友たちと毎日バカみたいに過ごしていました。
しかし、それも永遠に続くものじゃないな、と「就活」によって気付かされました。
自分が社会に出て何かをしているイメージが湧かなくて当時は混乱しました。

そう、「自分は何がしたいんだろう」ということを真剣に悩みました。

「みんなはなんで普通に就活して一喜一憂してるのだろう」という気持ち悪ささえ感じ始めました。

毎日悩んだ末に”自分のやりたいことをやる”ことに決めました。
旅人のバイブルとして知られている沢木耕太郎さんの「深夜特急」に胸を打たれ、こんな世界を見てみたいと純粋に思いました。

興味ある方は是非読んでみてください。

そんなこんなで、2009年の春大学を卒業し、バックパッカーとして貧乏旅をスタートしたのでした。

 

 

 

 

”旅”で出会った人々と雑貨


初海外一人旅ということもあり、全て初めて尽くしでテンパってばかりでした。
その上極度の方向音痴なので、なかなか行きたい場所にたどり着かずに挫けそうになったりすることも多々ありました。笑
けれど、同じく旅してるバックパッカーたちとの運命的な出会いの数々で、
本当にたくさん助けられました。
そして一人で旅立ったはずなのに、常に愉快でクレイジーな友達ができて寂しい時間なんかありませんでした。

世界中の多くの友人と出会ったのと同じく世界中の多くの雑貨にも出会いました。
見たことのないデザインの布、変わった編み方をしたブレスレット、ユニークな形の衣類、全てが私にとって新鮮で刺激的でした。

旅を進めていく内に、各国の民芸品や小物、布等に興味を持っている自分に気づきました。

そうです。
自分の人生で初めて「本当に好きなもの」に出会えた瞬間でした。

 

 

 

 

好きなことを仕事にすることは難しい、知ってるけどやりたい!


旅は楽しい。
しかし、必ず終わりが来るし終わった後の生活のことを考えなければならない。
この旅も例外なく終わりに近づいていました。

日本に帰れる嬉しさと将来に対する不安が同時にやってきて複雑な気持ちでした。
最後の場所だったイースター島で、真っ青に広がる空の下、美しすぎる海辺に横たわりながら、隣で遠くを見ているモアイ像を見ながら決心しました。

「ずっとこうやって旅しながら雑貨を売る仕事をしよう」

 

 

 

言葉に出せば、必ず何を生み出す。


人生を変えた世界一周の旅の後、
縁があって中国の北京で雑貨屋の店長補佐をやる機会を頂くことになりました。

それは、常に「雑貨屋をやりたいんです!!」と叫んでいたからだと思います。

それを聞いていためちゃくちゃ心の広い中国で様々な事業をされている日本人のオーナーさんに「お前、雑貨屋やってみるか?」って誘っていただけました。

「言ってみるもんだなー」って本当に思いました。
その頃から「あわよくば」的な意地の汚い精神が私の中に生まれてしまいました。笑
まぁ、良くいえばハングリー精神ですね。

 

そこで約1年間働かせていただいたおかげで、
実際に実店舗を持ち、店長という責任のある立場で働くという貴重な経験ができました。本当にオーナーに感謝です。未だにお礼ができていないので早く恩返しがしたい!
なんで辞めたかって?
そこはパンダのグッズを扱う雑貨屋だったし、自分の扱いたいエスニック・ボヘミアン雑貨屋を始めるためには次のステップに行かなければと思ったからです。

 

 

 

 

買い付けやバイヤーを通じてOtsuks始動。


Otsuks-Bohemian Style Shop-として動き始めたのはここ1年以内の話です。
それまではHPを作っただけで放置したりしてました。
中国での修行後、帰国し某大手雑貨屋で約2年働きました。日本で成功している大きな会社ということもあり、興味があり勉強したかったからです。
中南米雑貨を扱かった会社だったので、私にとってはまさに絶好の環境でした。

そのスパイ的な活動(笑)も止めた後は、
「いざ自分で始めよう」と思ったのですが・・・・
あまりにお金がなかったので、稼げる国があるという情報を聞きつけ、オーストラリアへ行くことを即決意しました。
某大手雑貨屋を辞めてすぐにワーホリビザを取り、全財産3万円を握りしめ、渡豪しました。
幸い、仕事は着いた翌日からゲットできました。
ワーホリの壮絶なファームジョブ話はいつかしようと思っているのですが、
とにかく様々なファーム(農場)の仕事をしながらお金を貯めては、愉快な仲間達と自然に囲まれながらスローライフを堪能しました。
最終的には最高の仲間と最高にいい環境で働くことができました。
そこで稼いだ資金でタイへ買い付けに行ったり、そこで出会った仲間にバイヤーで南米に行ってもらったりしてもらいました。

 

 

 

 

大きな存在


オーストラリアには資金稼ぎに行った私ですが、
まさかそこで将来のパートナーと出会うことになるとは思いもしませんでした。
彼女の自然と醸し出す優しさと意志と柔軟性に惹かれました。

また、私の追い続けている夢を「いいね」とすんなりと受け入れてくれ、彼女自身も「カフェを持つ」という素敵な夢を持っていました。

私の申し出に「YES」をくれてからあっという間に2年の月日が経っているこの現実に毎日二人でびっくりしています。「もうこんなに経ったの?」って。

今の私がいるのは、彼女の存在が大きいです。夢想癖のある私を制御してくれ、現実的でより私のやりたい方向に近い最適な解決策を導き出してくれます。

Otsuksは将来的には「カフェ&雑貨屋」として面白いお店を目指しています。
全世界のおもろい人たちが集う空間を作れたらいいなーと思っています。

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Sanshiro@Otsuks雑貨の人

世界中の民族雑貨を追い求める旅の途中 /「Bohemian Style Shop雑貨屋Otsuks」の運営中 / Webデザイン&コーディング/ タイダイ染め職人 / バックパッカー→中国北京で雑貨屋店長→某大手雑貨屋→AUSワーホリ2年→バリスタの妻とOtsuks運営